こんにちは。
mimiねこです。
伊勢型紙に使われる"渋紙"を使った切り絵を作っています。
新商品はブログで紹介しています。


*伊勢型紙とは*

友禅・浴衣・小紋などの柄や文様を染めるための型染めに用いる型紙のひとつで、和紙を加工した型彫刻用の渋紙に様々な手彫りの技法で模様を丹念に彫り抜いたものです。古来から伊勢の地(現在の三重県鈴鹿市)で作られているので、伊勢型紙と呼ばれています。
近年は、その精緻な文様や美しいデザインが注目され、美術工芸品としての価値も見出されています。


*渋紙とは*

本来、渋紙とはただ単純に紙を柿渋で加工したものを言い、昔は「紙衣」「合羽」「油団」などというものに使われていた身近なものでした。
一方、型染めに使われる渋紙は、和紙3枚を繊維の方向が交互になるように柿渋を用いて貼り合せ、2・3日馴染ませ、天日乾燥、一週間ほど煙で燻した後、もう一度柿渋に浸し天日乾燥と室枯らしを行い約40日ほどかけて完成する、型彫刻用に特別に作られた紙です。
繊維の方向が互い違いであるため強靭で、耐水性に優れ、水に濡れても変形しづらく、張りがあり彫刻刀で彫刻しやすいという特徴があります。


下記の店舗でも販売しております

湯の山温泉 鹿の湯ホテル

〒510-1233 三重県三重郡菰野町湯の山温泉
TEL:059-392-3141